なぜロゴマークは存在するのでしょう?社名だけでは不十分なのでしょうか?
ロゴマークのあたえる影響は、わたしたちが思っている以上に大きいものです。


CMや商品売り場、ふだんの生活のいろんな場面で、私たちはロゴマークを目にします。
社名を言われて、パッとロゴマークが思い浮かぶのは、企業が意識的にロゴマークを使っているからです。
ロゴマークがどんな役割を果たしているか解説しましたので、ご覧ください。

企業のロゴマークがもつ重要性

世の中には、ロゴマークを作成するときに多額の報酬をはらう企業があります。
言い換えると、それだけロゴマークというのは重要だと言えます。
有名な例をあげると、ペプシ社のロゴマークの値段は約1億2千万円です。
この金額を払ってでも、納得のいくロゴマークを作ってほしいと思うくらいの影響があります。ロゴマークの効果は大きく分けてふたつあります。

効果その①企業ブランドの確立

ロゴマークの存在意義は、企業のブランディング化が主な目的です。
わたしたちは見た目で8割の印象を決めています。
会社名をポンと言われても、「何をしている会社なんだろう?」とイメージが沸かないため、その会社に対しての印象が薄くなってしまいます。
しかし、ここでロゴマークを添えてあると色や絵などのデザインから、わたしたちは連想できるため、印象にのこります。
印象に残る、企業の認知度をあげる、そのための窓口がロゴマークの役目です。

効果その②売り上げのアップ

常に新しい商品やサービスが世の中にリリースされ、消費者の目は肥えています。
たくさんある商品のなかから選ばれるためには、ロゴマークが重要になってきます。
ふだんの買い物で、「ジャケ買い」をした経験がある人は少なくないでしょう。
ロゴマークにも同じ理屈で、「ロゴマーク買い」が少なからずあります。
同じような形・デザイン・色・性能の商品があったとします。値段もいっしょです。
違う点は、片方には洗練されたロゴマークがついている点だけ。
どちらの商品が選ばれるかは、一目瞭然でしょう。
視覚からの商品の訴求につながるロゴマークは、企業にとっては重要なマーケティング材料のひとつです。

何気なく目にするロゴマークには、こんな効果があったとは驚きですね。
ロゴマークをつくった人が何を伝えたかいのか?を意識してみると面白いでしょう。